私はワーキングホリデービザでフランス レンヌで1年間(2023年3月~2024年2月)生活をしました。なかなか知られていないレンヌの魅力や生活についてこれからご紹介していきます!
今回は前回の続きでフランスのワーキングホリデービザの申請書類の書き方(長期ビザ申請書、ワーキングホリデー宣誓書、銀行残高証明書)と大使館での申請の流れについて紹介します。
前回の記事はこちらから
フランスのワーキングホリデー
長期ビザ申請書
この書類は大使館ホームページからダウンロードします。書き方さえ間違えなければ問題ありません。私が申請に行った時に、前に2人申請をしている人がいて2人とも問題があったのかその場で書き直しをするように言われていました(笑)
💡記入例
Cachet du poste:記入しない
Emplacement du Talon:入国する日にち
1、Nom:上の名前
2、Nom de famille antérieure:旧姓があれば書きます。特になければ空白で大丈夫です。
3、Prénom:下の名前
4、Date de naissance:自分の誕生日、日/月/年の順で書きます。
5、Lieu de naissance:生まれた場所
6、Pays de naissance:生まれた国
7、Nationalité actuelle:自分の国籍 男性の場合は、Japonais
Nationalité à la naissance si différente:自分が生まれた時の国籍が違う場合は書きます。同じであれば空白で大丈夫です。
8、Sexe:男性か女性を選択
9、Etat civil:結婚歴 Célibataire(独身)、 Marié(既婚)、 Séparé (別居)、Divorcé(離婚)、 Veuf(配偶者死亡)、 Autre(その他)
10、Pour les mineurs‥‥:未成年者の場合は親権者、後見人の住所などを書きます。
11、Numéro national d’identité‥:身分証明書番号、なければ空白で大丈夫です。
12、Type du document de voyage:パスポートの種類、一般的には Passeport ordinaireにチェックすれば大丈夫です。
13、Numéro du document de voyage:パスポート番号
14、Date de délivrance:パスポートが発行された日付を日/月/年の順で書きます。
15、Date d’expiration:パスポートが失効する日付を日/月/年の順で書きます。
16、Délivré par:パスポートの発行機関、発行官庁名を記入します。
17、Adress du domicile:現住所
日本の住所の書き方とは違うので注意しましょう。アパートなどの場合は、#部屋番号、アパート名、番地、区や市など、東京などの県名、郵便番号、日本 のような順番で書きます。
18、Adresse électronique:メールアドレス
19、Numéro de téléphone:電話番号
20、En cas de résidence dans un pays autre‥‥:違う国に住所を持っている場合は書きます。特になければ空白で大丈夫です。
21、Activité professionnelle actuelle:現在の職業
(例)会社員:employé(e)、アルバイト・パート:mi-temps
22、Employeur(nom、adresse‥‥):勤め先の情報(名前、住所、郵便番号、電話番号)を書きます。学生の場合は、学校の住所を書きます。
23、Je sollicite un visa pour le motif suivant:ビザ申請目的。ワーキングホリデービザの項目はないので、Autreを選択し、横にVacances-travailと書きます。
24、Nom, adresse, courriel et n°téléphone en France‥‥:フランスでの受け入れ先の情報(会社、機関、学校、ホストファミリーなど)ない場合は空白で大丈夫です。
25、Quelle sera votre adresse en France votre séjour?:滞在中の住所。
ホテルの住所でも問題ありませんでした。
26、Date d’entrée prévue sur le territoire de la France‥‥:フランスに入国する日、もしくはシェンゲン協定国に入国する日付けを日/月/年の順で書きます。
27、Durée prévue du séjour sur le territoire de la France:滞在予定期間。ワーキングホリデービザは1年有効なので、Entre 6 mois et un anにチェックします。
28、Si vous comptez effectuer ce séjour avec des membres de votre famille, veuiller indiquer:同行家族がいる場合は関係、名前などを記入、いない場合は空白で大丈夫です。
29、Quels seront vos moyens d’existence en France?:フランス滞在での費用をどのようにするのか、 という質問です。これは、 Épargne(貯金)と書けば大丈夫です。
Serez-vous titulaire d’une bourse?:奨学金を受けるか、という質問です。受けない場合は、Nonにチェック、受ける場合は、Ouiにチェックし名前、住所などを書きます。
30、Serez-vous pris en charge par une ou plusieurs personne en France?:保証人はいるか、という質問です。いない場合は、Nonにチェック、いる場合は、Ouiにチェックし名前、国籍などを書きます。
31、Des membres de votre famille résident-ils en France?:フランスに在留している家族はいるか、という質問です。いない場合は、Nonにチェック、いる場合は、Ouiにチェックし名前、国籍などを書きます。
32、Avez-vous déjà résidé plus de trois mois consécutifs en France?:フランスに今まで3ヶ月を超えて滞在したことはあるか、という質問です。ない場合は、Nonにチェック、ある場合は、Ouiにチェックし滞在日、目的と滞在した住所を書きます。
最後に、Lieu et date(この書類を作成した場所の名前、日付)とSiqnature(パスポートと同じサイン)を書いてこれで完成です!
証明写真の枠がとても小さいので枠に入るように切って貼って提出したら、他の写真持ってますか?と聞かれ、持ってますと答えたら、その写真は剥がし新しい写真を受付の人が貼っていました。なので、提出する時に一度聞いてから自分で貼るようにしてもいいと思います。糊とプラスで多めに写真を持っていくと安心ですのでお勧めです。
ワーキングホリデービザ 宣誓書
氏名:下の名前、上の名前の順
生年月日:日/月/年の順
出生都道府県:生まれた都道府県の場所
国籍:自分の国籍 男性の場合は、Japonais
現住所:現在住んでいる住所、書き方は長期ビザ申請書と同じ(郵便番号は除きます)
Signature:パスポートと同じサイン
宣誓書は自分の氏名、住所などを書くだけなので簡単に終わります。
銀行残高証明書
銀行残高証明書は、ご自身が使っている銀行などに証明書を発行してもらいます。大使館サイトには、
申請者名義の日本もしくはフランスの銀行の残高証明書
在日フランス大使館
3100 ユーロ以上(相当する額の日本円)の残高があること(帰国のための航空券費 用を含む)。申請日から 1 カ月以内に発行されたもの。
と明記されています。ここには特に、仏文、英文の指定など特に書いてないので日本語でも問題はないと思いますが、私は不安だったので英文でユーロ表記の証明書を作ってもらいました。もし可能ならその方が確実だと思います。銀行にもよりますが、受け取るまで1週間余裕を持っておいた方がいいでしょう。
書類作成終了
これで全ての書類が準備できました。後は、証明写真、レターパック(自分の住所を書くのを忘れずに)がない場合は用意するのと、パスポートの有効期限に問題ないか確認しましょう。それでは最後に、申請の流れについてご紹介します。
申請の流れ
申請する日の予約を取る
まず、大使館サイトから申請する日の予約を取ります。ビザ申請はフランス入国日の3カ月前から申請可能なので余裕を持って予約を取りましょう。予約が取れたら指定したメールアドレスにQRコードが送られてきます。入館の際に必要なので無くさないように、印刷しておきましょう。
書類を準備する
必要書類を準備します。健康診断書や残高証明書など1カ月以内に作成したものと指定されてあるものは予約が取れてから準備しましょう。他の書類は、予約を取る前から時間がある時に進めておくと安心ですね。
大使館に書類提出
フランス大使館は広尾駅から徒歩10分くらいのところにあります。この付近は他の大使館もあるので少し海外気分を味わえます(笑)
到着すると入り口が2つあり、大使館に入館する用の扉とビザ申請者用の扉です。ビザ申請者用は左の入り口から入ります。すぐに人がいるので、予約した時に受け取ったQRコードを見せ荷物検査をして入館します。
入館した順で呼ばれるのかは謎ですが、私が行った時は前に2人いました。2人ともワーキングホリデービザ申請者だったので会話を盗み聞きしながら待機していました(笑)
マイクで自分の名前が呼ばれるので呼ばれたら窓口に行きます。私の時は、受付の人は日本人女性でした。必要書類とレターパックを渡し、女性が書類に目を通しているのをドキドキしながら待ちます。
その間いくつか質問されます。私の場合、申請作文の仕事について、バイト程度の仕事をするとだけ書きました。なのでそのことについて「どのような仕事をするつもりか」と聞かれたのでパティシエで働くと言うのはまずいかなと思い「フランスに着いたら考える」と答えました。経歴がパティシエなので「その職に就く予定か」と聞かれたので「フランスでは他の仕事に挑戦したい」と答えました。その後「仕事は1日どのくらいする予定か」と聞かれたので「6時間くらい」と答えました。その後は特に何も聞かれず無事書類提出できました。
質問内容はそれぞれ違うと思いますが、緊張せずに答えましょう。ここでの質問が書類審査に影響するのかはよく分かりませんが、とりあえず書類と答えに矛盾が起きないようにすれば大丈夫だと思います。
書類提出が終わったら、写真撮影をし指紋を取って全て終了です。指紋を取る際、なかなか機械に反応しなくて何回も何回もやり直しましたが結局小指がどうしても反応せず受付の人も諦めていました(笑)
ビザ到着
ビザはレターパックで自宅に送られてきます。ビザが無事発行されていればパスポートのどこかのページに貼られているので表記に間違いがないか確認しましょう。大体数日〜1週間くらいで届くと思います。私の時は、申請してから2日後に届きました。あまりにも早く届いたので落ちたのかと思いました(笑)
まとめ
これで、フランスのワーキングホリデービザの書類準備から申請の流れを全て紹介しました。一番時間がかかるのは申請作文だと思いますので、早め早めに準備しましょう。
私のサイトがこれからビザ取得を目指す皆さんの助けになればと思います。頑張ってください!
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