私はワーキングホリデービザでフランス レンヌで1年間(2023年3月〜2024年2月)生活をしました。なかなか知られていないレンヌの魅力や生活についてこれからご紹介していきます!
今回は、レンヌのメトロ&バスの乗り方についてご紹介します!
レンヌの交通機関
レンヌはどんなところかも全く知らないし、海外のメトロとか難しそうだなあ
海外旅行や転勤など海外に来るのにあたって交通機関は絶対に必須なので不安になりますよね。。。でも、大丈夫!レンヌの交通機関はとてもわかりやすいので安心してください。
まずレンヌの交通機関は主に、メトロとバスがメインです。レンヌの中心地の近くに住んでいれば、車がなくても生活できるほど交通機関は充実しています。レンヌの郊外に行く場合は、列車や車を利用することが多いです。
そして一番は、メトロもバスもチケットを買う必要はありません!!というのも、どちらも自分が持っているクレジットカードを使って支払うことが出来るからです。なので、フランス語の難しいチケットの機械をわざわざ使ってチケットを買う必要はありません!これだけでだいぶ肩の荷が下りたかと思います(笑)
パリは必ずチケットを買わなければならないので、それと比べるとだいぶ便利ですよね!
少し話はずれますが、レンヌの至る所には貸し出し自転車がたくさんあります。なので、少し遠くに行きたいけど車は運転できないという方におすすめです。料金は、1時間未満の場合は1€、24時間未満の場合は2€、それ以上使う場合は、1時間ごとに0,50€追加されていきます。最初に保証金として150€を払わなければなりませんが、使い終わった後に払戻されます。
また最近では、電動スクーターを使っている人も街中で見かけることが増えてきました。大人も学生も幅広く使っているように感じます。
このようにレンヌではさまざまな交通手段があります。日本だとレンヌはあまり知られていませんが、とても便利で発展していますので安心してください。
レンヌのメトロ
ではここでレンヌのメトロについて紹介します!
料金は、一回の利用につき1,70€です。距離に関係なく料金は一律です。
レンヌのメトロは2種類だけです。名前は、A線(Ligne A)とB線(Ligne B)と呼ばれています。またA線は赤色、B線は緑色と色分けもされているのでとてもわかりやすいです。
A線(Ligne A)
A線は2002年に運行を開始し、レンヌの北西から南東を通る線です。GareがTGVの発着点で、街の中心地はRépublique もしくは Sante-Anneの駅です。
ストライキや故障などがない限り基本的には毎日動いています。
⬇️こちらが運行時間と運行間隔です。
B線(Ligne B)
B線は2022年に運行を開始し、レンヌの北東から南西を通る線です。こちらも、Gareを通り、街の中心地はSaint-Germain もしくは Sante-Anneの駅です。
B線は出来たばかりなのでとても綺麗なのですが、故障や問題が多々あります。2024年1月から運転を停止していましたが、最近運転を再開したようです。
故障などが起きた後は、お詫びとして何日間かメトロの運賃が無料になったりします。こちらもストライキや故障などがない限り基本的には毎日動いています。
⬇️こちらが運行時間と運行間隔です。
乗り方
まずMマークがあるところがメトロの入り口です。これを見つけたら改札まで降りていきます。
⬇️改札はこんな感じです。
緑のランプと下に矢印があるところが入り口です。赤いランプと下にバツが書いてあるところからは入れません。
扉の前に行くとタッチする場所があるのでここに自分のクレジットカードをかざし支払いをします。
一度タッチすると「 Voulez-vous valider avec votre carte bancaire ? 」(このカードで支払いをしますか?)と出てくるので「 Oui 」(はい)を押すと扉が開きます。
これだけです!難しいことは何もありませんし、チケットを買う必要もありません!
後は自分がどの方面に行きたいかを確認します。改札を抜けるとそれぞれの最終目的地が書いてある看板があるので自分が降りたい駅が書いてある方に乗ります。
⬇️ホームはこんな感じです。
ホームの奥に見えるスクリーンにあと何分後かにメトロが着くかの表示があります。遅延や問題が起きている場合はここにも表示されます。
この写真はB線なのでとても綺麗です。B線に比べるとA線はあまり綺麗ではありませんが、全てのメトロのホームにはガラス扉が付いています。また、メトロの運転は全自動なので運転手はいません。日本は必ず運転手が運転しているので最初知った時は驚きました。
メトロが到着すると扉が開きます。扉の開いている時間は意外と短いので速やかに乗りましょう!
目的地に着いたら、メトロを下り出口に向かいましょう。” Sortie ”と書かれているのが出口です。
改札を出る時は入り口と同様緑のランプと矢印があるところを通ります。出る時は何も必要ありません。扉の前に行くと自動で扉が開きます。
また、扉が開いたままになっているところから出ても構いません。入口もたまに扉が開いたままになっているところがありますが、しっかりお金を払いましょう。なぜなら、メトロのホームやメトロ内で従業員が何人もいて、ちゃんとお金を払っているかの確認を受けることがあるからです。
また、B線からA線、A線からB線への乗り継ぎも可能です。
下の表はB線からA線に乗り継ぎができる駅のところに@のマークがあります。反対も同じです。
まとめ
レンヌのメトロはとてもシンプルなので一度乗ってしまえばすぐに慣れると思います!パリに比べるとそこまで変な人はいないですが、それでもメトロ内でお金を要求してくる人などもいますので、お財布や携帯はしっかり安全な場所にしまっておいた方が安全です。
レンヌのバス
次にレンヌのバスについて紹介します。
料金は、メトロと同様一回の利用につき1,70€です。こちらも距離に関係なく料金は一律です。
バスの種類はとても多く数えきれないほどあります。
⬇️ざっと乗せるとこんな感じです(笑)まだまだ下に続きます。aとbがメトロでそれ以外は全部バスの種類です。
しかし乗り方はどれも同じでこちらも一度乗ってしまえばすぐになれると思います。
バスもストライキ、故障などがない限り毎日運行しています。よく道路工事が行われ、その区間だけバスの路線が変わったりしますが、運行はしています。
各バスによってそれぞれ番号が振り分けられていますので、番号をよく確認しましょう!
乗り方
バス停は主要なバスの場合は屋根付きのボックスがあるのでそこで待ちます。
あまり多くの人が使わないバスの線はバス停はあまり目立たないのでGoogleマップを活用しましょう。
ボックス型のバス停には大抵電子掲示板があり、そこでバスが後何分後かに着くかが表示されます。紙の時刻表も貼ってあります。
ここで大事なのが自分が乗りたいバスが近づいてきたら、手を伸ばして合図することです。そうしないとバスはそのまま素通りしてしまいます(泣)なので運転手の人に見えるようにしっかり手を伸ばしましょう。
乗り込むと支払いする場所があるのでそこで支払いをします。メトロの支払いと同じです。
バスが長い場合は前と後ろにスクリーンがあり、そこで今止まっている場所、これから止まる駅の名前が表示されています。
⬇️このようなバスです。
降りる時は赤いボタン(緑枠)を押します。停留所に着くと扉の横にあるボタン(赤枠)が点灯するのでそこを押して降ります。そこを押さないと扉は開きません。
バスは朝の出勤ラッシュの時はとても混み、手を上げてもバスが止まらない時もあれば止まっても中に乗り込めない時がありそのままバスが行ってしまう時もあります。急いでいる時にこの状況になるととても焦るので時間に余裕を持ちましょう。
まとめ
バスは少しメトロより難しいかもしれませんが、何回か乗れば慣れるので大丈夫です!乗る時は、運転手さんに ” Bonjour “と言いましょう。
レンヌに長く住む場合
レンヌに長く住む予定がある方は、Korrigoという電子カードを作った方が楽です。日本で言うSuicaやPASMOと同じようなものです。
⬇️こちらがKorrigoです。メトロとバス両方に使えます。
Korrigoは、ブルターニュ地方で使えるカードです。パリはパリで違うカードを使います。
Korrigoを使ってメトロやバスを乗る際は、機会にタッチするだけでOKです。
まとめ
レンヌのメトロとバスはとてもシンプルでわかりやすいので一回乗れば慣れると思います。何よりもチケットを買う必要がないのでとても楽ですね!海外旅行に来る際は、自分のクレジットカードが使えるかしっかり確認してから旅行を楽しんでくださいね。
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