今回は、私がフランス語を勉強するのに使った参考書についてご紹介します!
私は専門学校で少しフランス語を勉強した程度で、社会人になってから本格的に学び始めました。最初は何から手をつけていいのか全く分からず苦労しました。なので、フランス語を勉強したいけど情報がなかなかなくて困っているという方におすすめのサイトです。
ここでは、私が実際に使ってよかった参考書をご紹介しますので、皆さんの参考になればと思います!
超入門!書いて覚えるフランス語ドリル
こちらの本は私が初めてフランス語を勉強し始めた時によく使っていた本です。
初心者にわかりやすく文法を勉強できます。
3構成に分かれており、最初のブロックでは、フランス語のアルファベットから始まり、数の数え方や月日・時間の表し方、基本の発音方法を口のイラストと共にとても分かりやすく説明しています。
次のブロックの基礎文法では、フランス語の構造、例えば、女性名詞、男性名詞の区別、冠詞・形容詞の付け方、文の作り方など分かりやすく簡潔に説明されています。
最後のブロックでは、最もよく使う動詞 ( être、avoirなど ) の活用方法から、簡単な文章作成を練習できるように例文も豊富です。また、付属のCDを使ってリスニングも練習できます。
ゼロからスタート フランス語 会話編
こちらの本は、日常的に使える会話を中心に、レストランやホテルなど実際のシチュエーションに合わせた例が紹介されています。また、CD付きなので音声と共に勉強できます。
5構成に分かれており、最初のブロックでは、“こんにちは” や “さよなら”など簡単なあいさつを例文と共に学べます。
2つ目のブロックでは、基本のフレーズ、〜が好き、〜が欲しい、いつ・どこで・どのようになどこれさえ言えれば観光に困らないくらいには会話ができるようになれるよう練習問題を含めて勉強できます。
3つ目のブロックでは、それぞれのシチュエーションで使える単語をイラストと共に覚えることができます。
4つ目のブロックでは、実際のシーン (空港、レストランなど) を想定したやりとりを学べ、実際に自分自身で練習できるようにロールプレイもあります。
最後のブロックでは、よく使われる動詞を使った表現を学ぶことができます。
この本の良いところは、ただ例文が書いてあるだけでなく、例文ごとに細かく説明が書かれているところです。
一部を紹介
Bonjour
Bonjourは、朝から夕方まで「おはよう」「こんにちは」の意味で使います。知り合いに限らず、レストランや店に入ったときなどにもあいさつとしてBonjourと言ってみましょう。BonjourのあとにMonsieur/Madame/Mademoiselleをつけると丁寧な表現になります。Monsieurは男性の、Madameは既婚の女性、Mademoiselleは未婚の女性の名字の前につける敬称です。Madame、Mademoiselleのどちらを使えばいいか迷ったときはMadameを使いましょう。親しい間柄では、Bonjourの後にファーストネームをつけます。
絵で楽しむフランス語 単語
こちらの本は、絵を見ながら単語を勉強できます。また、CD付きなので音声と共に覚えられます。
7構成になっており、パリの街中や美術館、カフェなどを実際に巡っているかのように楽しく可愛らしいイラストと共にその時その時で出てくる単語を一緒に覚えることができます。
このような感じです。街中にいる人たちの職業の名前、カフェで使われる単語など細かく書かれていて、他にもたくさん書かれています。
最強の使える動詞 59
この本は私が一番重宝した本です!なぜなら、紹介されている59個の動詞の中で使う頻度によって順位分けされているのと、それプラス各動詞に決まった表現や使い方を勉強できるからです。
一番多くの方が躓くのが、実際に自分で文章を作ろうとする時に、この動詞の後ろには直接名詞を置けるのか、もしくは何か前置詞などを置かなければいけないのか、などなど初心者にとって最も難しい部分だと思います。
しかしこの本では、ある程度この時の言い回しの時はこの前置詞を入れ、この時は必ず不定詞などと多くの言い回しが書かれておりとても勉強になります。これを覚えるとだいぶ文章作成に抵抗がなくなってくるはずです。
Être の一部を紹介
être en + 無冠詞名詞(服装、材料、状態など):〜を着ている、〜製である、〜している
Elle est en uniforme. 彼女は制服を着ている。
Cette Chemise est en coton. このワイシャツは木綿だ。
Il est en colère. 彼は怒っている。
avoir été + 前置詞(à、enなど)〜:〜に行った、行ったことがある
J’ai été à Paris l’année dernière. 昨年はパリに行きました。
フランス語の接頭辞・接尾辞
こちらの本は普通の単語帳とは違って、単語の接頭辞・接尾辞を学ぶことができます。
接頭辞・接尾辞とは、単語の初めや終わりにある決まった綴りが付き、それを元に単語が構成されるので、同じ接頭辞・接尾辞が付くものは同じような意味や関連のある意味になるというものです。
フランス語は、ギリシャ語やラテン語由来でそれらを元に多くの単語が構成されています。なので接頭辞・接尾辞の意味を覚えることで、知らない単語が出てきても単語の意味を予想できるようになります。
無限にある単語を覚えることは不可能に近いですが、この接頭辞・接尾辞を覚えておけばある程度自分で意味を予想できるようになるので、DELFや仏検などに大いに役に立つと思います!
他にも、短い文章や練習問題も付いていますのでより実践的です。
一部を紹介
mi-
接頭辞 mi- はラテン語の形容詞 medisus 「中間の、半分の」に由来し、「半ば、半分、途中」の意。一般にハイフンを伴うが、副詞句の前ではハイフンなしに独立して使われる場合もある。
minuit 真夜中、夜中の12時 ← la nuit 夜
le milieu(場所・期間の)真ん中 ← le lieu 場所
mi-chemin 途中で ← le chemin 道
– able
接尾辞 – able はラテン語形容詞語尾 abilis に由来し、動詞の語幹につき「〜できる、〜しやすい」の意。
buvable 飲める ← boire 飲む
aimable 親切な、愛想のいい ← aimer 愛する
NHKテキスト まいにちフランス語
こちらはNHKが出している本で、NHKラジオと共に勉強ができます。ラジオは、月曜日〜金曜日の15分間です。仕事や学校で聞けないという方は、CDや音声ダウンロードも別売りされています。
実際の会話をしながら、その中で使われている文法や構文を解説と共に勉強できます。日常で使える構文や文章がたくさん出てくるので、あーこの時はこういう風に言えば良いのか!という発見が多く楽しく勉強できます。
また後ろの方のページには応用編も載っていて、日本の観光地を紹介するといった会話例もあるので、よりわかりやすく勉強できます。
まとめ
以上が私がフランス語初心者の時に使っていた本です。数多くある本の中で何を選べば良いか分からないという方の参考になればと思います。最初は難しいことだらけで嫌になることも多々あると思いますが、コツコツ毎日続ければ必ず分かるようになりますので頑張りましょう!
コメント
はじめまして。突然失礼します。米山と申します。
9月より研究のため、レンヌに移住するのですが、所属先から提示されてる物件周辺の治安状況がわからず、レンヌに探している人に聞きたく、探しております…
もし、ご相談のってあげてもいいよ!という場合、ご返信いただけると幸いです!
お忙しいところ恐れ入りますが、よろしくお願いします。
初めまして!私でよければご相談に乗りますよ:)