今回はフランスで仕事を探す方法について紹介します!
フランスで働いてみたいけど、どうやって仕事を探せばいいのかもわからない、就職活動なんてどうやるんだろうと多くの方が疑問に思っていると思いますので、ここで少しでもみなさんの不安が軽くなることを願います!
仕事探しサイトのフランス語用語
まず初めに、フランス語で履歴書はなんというか、雇用はどのようなものがあるのかなど説明します。
用語がわからないと、サイトに書かれている内容を理解するのは難しいのである程度覚えておくことをお勧めします。

フランス語で履歴書ってなんていうんだろう?
履歴書
フランス語で履歴書はCV(セーヴェー)と言います。日本では履歴書は指定の紙がありますが、フランスは履歴書というものは存在せず、個人が好きなように作成します。
履歴書の詳しい書き方は次の記事に載せたいと思います!
雇用形態
雇用形態は様々ありますが、フランスにいた時によく聞いたものを下にまとめます。
- CDI(セーデーイー):無期雇用契約。定義上、契約終了日は定められていません。
- CDD(セーデーデー):短期雇用契約。更新を含め最大18ヶ月以内の契約が原則となっています。
- Temps Plein(タン プラン):日本で言うフルタイム契約という区分になります。フランスの法律で定められている週35時間働くという契約です。
- Temps Partiel(タン パルシエル):日本で言うパートタイム/アルバイトという区分になります。原則として週24時間未満の契約はできないようですが、学生や子育てをしているなどの理由がある場合は許可されているようです。
- Alternance(アルテルナンス):日本で言うインターンという区分になります。学生は学校に通いながら実際に企業で働くことができます。日本だと大学生がインターンをしている人が多いイメージがありますが、フランスでは、16歳くらいの子も普通に会社で働いているので私はとても驚きました。
- Saisonnier(セゾニエ):季節の短期アルバイトのような区分になります。だいたい夏休み期間や冬休み期間1ヶ月くらいの契約です。

これらは募集要項にしばしば書かれているから自分にあった働き方を選ぶといいね!
ワーホリで行った場合は、CDD契約が多いようですが、私が最初に働いたパティスリーではCDI契約だったので職場によるようです。
仕事を探す方法
では次に仕事を探す方法について紹介します!
探す方法としては大きく分けて2つあります。1つはサイトを使う方法、もう1つは自分で直接交渉する方法です。まず最初にサイトを使って探す方法についてお話しします。
サイトを使って探す方法
フランス人が実際によく使っている仕事探しサイトは以下のようなサイトです。
- Linkedln(大手や中堅会社、スタートアップ企業向けのサイト)
- Indeed
- France travail
- Hellowork
- Monster
- Leboncoin
- Welcome to the jungle(デジタル関係の職業やスタートアップ向けのサイト)

Indeedは日本でもとても有名なサイトだね!
フランスでも使われているなんてびっくり!
私はIndeedを使って最初のパティスリーに応募し雇ってもらいました。しかし、大体は履歴書を送っても返答すらないので、自ら電話をかけるか、返信があるまでいろんな企業に履歴書を送り続けるかなので諦めずに頑張りましょう。
また、特に飲食系で最近ではそれぞれのお店がやっているInstagramやFaceBookなどで「パティシエ募集」「接客要員募集」などのように貼られていることが多いので、気になるお店が決まっている場合はそこから直接連絡をとってみましょう!
直接交渉する方法
次に直接交渉する方法ですが、文字通り直接企業やお店などに履歴書を持っていく方法です。応募がかかっているか否かに関わらず持っていきます。理由としては、応募はかけていないけどもしかしたら人を探している場合がある、または、人は足りているけど履歴書を見て興味が出た、などなど万が一のことがあるかもしれないからということのようです。
日本人にはなかなかハードルが高いですが、フランス人たちは平気でいろんなところに直接履歴書を持って行っているようです。

この手段は最初の方法よりもさらに返答をもらえる確率が低いから、1週間くらい経ってから電話することをお勧めするよ!
私自身、直接電話で応募しているか電話をかけたり、直接履歴書を持って行ったこともありますが、緊張しすぎて私には向きませんでした(笑)
また、ツテがある場合は最大限に活かしましょう!語学学校に行っている方などは、その期間にできるだけ情報を集め、紹介してくれそうな友達などが作れたら確率は一気に上がりますよ。
日本人向けの仕事探しサイト
後は、日本人向けの仕事探しサイトというものがあります。主にパリを中心に募集されていますが、数は少ないですが地方の募集もあります。
- Ovni navi
- MixB
- JimomoParis
有名なのは上記の3サイトです。日本人向けなので、募集要項など日本語で書かれているものもありますし、日本人が働いていることが多いので外国人だけの環境はちょっと厳しいなと思っている方にお勧めです。
求人だけだなく、物件情報やフランスでのイベント情報、メルカリのように個人が販売しているものを安く買えたりとさまざま載っているので、初めて海外に行く方に特にお勧めです!
私はMixBを使って、パリで行われた日本のお祭りイベントに応募して3日間くらい働きました。私は地方に住んでいたので、久しぶりに日本人に会えていろんな話を聞くことができたのでとてもいい時間を過ごすことができました。

海外に行くとなかなか情報収集が難しいけど、日本人のコミュニティーを通していろんな情報を得ることができるから関わりを持っておくのをお勧めするわ!
まとめ
今回は、フランスでどのように仕事を探すかについてご紹介しました。語学留学やワーホリで仕事を探すとなると本当に大変だと思いますし、私自身もとてもストレスでした。しかし、諦めずにいろんなところに応募すれば必ず雇ってもらえますし、フランスには日本人も多く住んでいますので、うまく頼っていい職場を見つけてくださいね!応援しています!
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